再・in another lifeという考え方

これ書いたの1年ちょっと前でした。あっという間だなー。

tenbin-girl.hatenablog.com

最近も相変わらず、上記の考えに救われている、って書くと重たい響きになるのかもしれないので、おかげで普通に楽しく生きてます。

不惑の40になる手前、というには少しばかり早いかもしれないけれど。20代よりは今後の人生の可能性や選択肢が減ってきていると感じるお年頃。

悲観的になっている訳ではないけれど、人生を振り返って、諦めてきたことや諦めるつもりでいることがそれなりにあるなぁと思うことも事実。

自分の願望や理想と現実の間に、大きな壁やら溝やら何かしらの間隙がある時、そしてその隙間やズレを埋めるための熱意やリソースが限られていて、人生の中で優先順位を下げざるを得ない時、私は大抵「今生では違ったんだ」というところに落とします。

今生では、その願望は達成できない/しないものだったのだ。叶うならば来世かまたその次かどこかで。というところに持っていく。輪廻転生を信じているので。 

ただの諦めと言えばそうだし、どうせそこまで本気じゃないのだとか、その程度の気持ちなのだと言われればそうなんですけど。まーでも”本気度”とか”気持ちの程度”って量ったり比べたりするのって難しいよねと常々考えている人間なので、そういうご意見はあまり気にならない。 私にとって簡単でも、誰かにとって難しいことはあるだろうし、その逆もまた然り。

欲求を我慢したり、無理に抑え込むのは不健全だと思うけど、何かしらの形で消化/昇華できるのならばそれは結構なことだと考えている。自分の場合はアナザーライフに託すという形で消化できているんじゃないかな。

※昇華ってなんか高尚過ぎて本件には適切でない気がした...。

社会的に実現不可能(反社会的な)な目標・葛藤や満たす事が出来ない欲求から、別のより高度で社会に認められる目標に目を向け、その実現によって自己実現を図ろうとすること[1]。

昇華 (心理学) - Wikipedia

 

これは信じる信じないの話で、特に無宗教を自認する人が多い日本では引かれることも多々あるだろうけれど、私にとってすごく大切な価値観なのであります。時空を超えた出会いとか、魂が何度も何度も巡り合うとか、めっちゃ好き。厨二ですか?共感してくださる方には映画「クラウド・アトラス」をお勧めしておきます。

この予告編めっちゃ良いです。出てくる台詞が心にしみ過ぎる。映画館観に行ったけど、もう5年前か~。びびる~。

youtu.be

好きになった人がいたとして、今生では例えば結婚とか恋仲になれなかったとしても、一緒になれた後で別れてしまったとしても、また来世で巡り合えたらその時は...と心の支えにして生きていくことは、自分にとってすごく粋でかっこいいことなのです。

だから完全に自己満足なんだけど、死ぬ時にそういう出会いをいくつか思い出せるような人生にできたらいいなぁと思ってます。

 

輪廻転生 〈私〉をつなぐ生まれ変わりの物語 (講談社現代新書)