朝30分早く来て新聞を読むハックというのが、どうなの?

以下の記事(記事内引用含め3つ)を読んで。

 

毎朝30分以上早く出社してたけど別に評価されてなかった新入社員の話 - 脱社畜ブログ

 

・そもそも「ハック」て考え方が好きじゃないなと改めて感じた。小手先という感じがするというか。ニュアンスの問題かもしれないけど。効率的とか無駄を省くとか大好きだし、合理的な考え方する方だと思うんだけど、なんかこう、nanapi社長の文章とか、nanapi社長ブログにコメントしてる人の文章とか、表面的なものというか、ちょっとうまく化けの皮かぶれたらいいな、くらいなニュアンスに受取れてしまうというか、ずる賢い雰囲気に聞こえてしまって。仕事できる=ずる賢いのか?いや違うよね、と。

 

・狙ってやる感じは好きじゃない。費用対効果がどうのとかね、もちろん日々色んなことに対して考えるでしょうよ。商売はもちろんそうだけど、食材とか化粧品とかジムとか、人付き合いとか?考えない方があほやと思うけど。でも信用(信頼ではないのね)ってそんな簡単に得られるものじゃないし。毎日定時30分前に新聞ひらいときゃ手っ取り早く信用得られる。ってどうなのかなーと。もちろん、それを真摯にやられてたらいいと思うんだけど、心の背景に「手っ取り早く信用得られたら楽」っていうのがあったら、それってある意味周りをバカにしてるし、そういうものって伝わる人には伝わると思う。nanapi社長さんの周りには、気付かない人が多かったのかもしれないけど。

 

人間、素直・真面目・誠実が一番ですよ。心から、仕事できるようになりたい!と思って毎日定時30分前にきて新聞読んでる人と、手っ取り早く信用getして楽したい、と思ってる人、もしかしたら死ぬまで同じか、後者の方がうまく立ち回って、出世というか、自由にやりたいことできるようになってるかもしれないけど、そういう人ってなんか虚しさを感じる気がする。本人は気づかないと思うが。

 

私の仕事できる人のイメージは、稲盛和夫さんなんですよ。六つの精進ゆうてる稲盛さんなんですよ。誰にも負けない努力をするとか、謙虚にして驕らずとかゆうてる、稲盛さん。淡々と(っていうのは変な感情に振り回されずにってことですね)、誠実に、まずは与えられたことを一生懸命やることが、新入社員にとって大事なことなのではないかと。ちょっと抽象的ですが。与えられないなら、できることを自分から探したらいいと思うけど。

 

そして結論として、岩瀬さんが「ハック」として提案したのかどうかはわからないけど、言われてることは、一部あぐりー。新聞には賛成できないけど、定時の30分前じゃなくてもいいとは思うけど、何かを毎日やるって決めて1年間できる人がいたら、それは小手先じゃなくて実力になってると思うし、その意志力がまずすごいと思うから。

 

ついでに・・・

 

・そもそも新聞を読むことを推奨することがどうなの。新聞なんて偏った見方してることのが多いじゃん(それすら気づいてない人のが多数だけど)。メディアや長い物に巻かれる人間を作りたいのですねそうですね。というのが一番の気持ちだけど。

 

 

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