この本買った。『肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法』。ぱらぱら読んで、やってみた。
「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法―美肌には化粧水もクリームもいりません―
- 作者: 宇津木龍一
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2012/02/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ちょっと前から、夜だけ「美容断食」を始めてみたのだけど、朝も化粧水なしって初めて。顔つっぱりつっぱり。そんで超絶薄メイク。
この本のすごい所は、このわたしが、やってみようと思えたこと。前にも、できるだけシンプルなライフスタイルにしたくて「何にもつけない生活」みたいなwebを見たのだけど、どうしても化粧・化粧水なしなんて無理だ。と思ってしまって諦めていた。でもこの本読んだら、まじで、今すぐにやめたい、今すぐに!と思えて、即実行いたしました。なんかもう肌の突っ張りもむしろ快感にすら思えてきたよ。きれいになーれわたしのお肌。
↓ワセリンも買ってみた
で、タイトルの件です。
この宇津木先生の方法を続けていくと、いずれ基礎化粧品のいらない肌になるようです。肌が本来の力を取り戻して。それって絶対そっちのがいいですよね。お金もかからないし、たとえば災害時、緊急事、化粧品が品薄になって手に入らないときに困らない。
それって化粧品から自由になったということですよね。現代の「自由」ってちょっと意味取り違えてるとこあるけど。つまり、化粧品の例で言えば、「どんな高級な物でもなんでも自由に使える(買える)」ことが自由なんだと思われてるけど、それは化粧品に縛られてるわけで。化粧品がないと生きていけないわけで。全然自由でないのです。
一方で、化粧品を使わなくてもいい状態になれたら、それは化粧品がなくても生きていけるってことで、化粧品に縛られてない。これが本当の自由です。
これって他の全てのことに言える。
食べ物もそう、レジャーもそう、恋人もそう。
何でも好きなもの食べられる、それが自由なんじゃない。食に縛られないこと。食べなくても生きていけるなら、それってそんなに自由なことない。
何でも好きなことできる、それが自由なんじゃない。楽しみに縛られないこと。無理に遊ばなくても生きていけるなら、それってそんなに自由なことない。
誰でも好きな人と付き合える、それが自由なんじゃない。一人でも生きていけるなら、それってそんなに自由なことない。
こうしてみると、やっぱり自分自身が豊かであればあるほど、余計なものは必要としなくって、色んなものから自由なんだということがわかる。
こういう話をすると、そんなのつまらないとか、退屈とか、心が貧しいとか言う人がいるのだけど、それは明確に違うと思うのです。
自分の中に資源がないから(貧しいから)、外の物を必要として、外の物を求めるんだよ。
自分の肌に水分がないから、化粧水に頼る。自分の体で栄養分を作り出せないから、食事をとる。自分一人では幸せになれないから、恋人を作る。
自分の肌が潤ってれば、化粧水はいらなくなる。自分で栄養を作り出せたら、食事はいらなくなる。自分一人で幸福感を得られたら、恋人はいらなくなる。
どっちが本当に豊かなのか?私は本質的な幸福を求める。
そういう、本当に「自立した」人たちがたくさん集まって、同じ方向を目指すことができたら、それはもっと素敵なこと。
愛する、
それはお互いに見つめ合うことではなく、
いっしょに同じ方向を見つめることである。
サン=テグジュペリ
↓すごく好きな箇所がある本
- 作者: サン=テグジュペリ,Antoine de Saint‐Exup´ery,内藤濯
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/03/10
- メディア: ハードカバー
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