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ASKAさんもわたしも同じだと思うの

普段あまり芸能ニュースとか詳しく読まないので、ASKAさんについては、「覚せい剤を常用していて、ついでに浮気(というのか?)もしていて、逮捕されて釈放された(らしい)」ということくらいしか知らないのだけど。

 

ここ数年、ASKAさんに限らず、罪を犯してしまった人もそうじゃない人も、そんなに変わらないんじゃんていう考えがわたしにはあって、「容疑者」「犯罪者」になった瞬間にてのひら返す感じが、とても違和感を覚える。小保方さんとかわかりやすかったけど(あの人も、実際「罪を犯した人」なのか、わたしはよくわかってないのですが)。

 

それを改めて感じたのが、ここ最近の自分の中での少女漫画ブームでして。元々小さい頃から漫画が好きで、ドラゴンボールとからんま1/2とかイタKissとかバイブル扱いなんだけど、小学校の頃、それまでせっせと集めた漫画たちが、子供想いの優しい親によって一気に捨てられて、その後はコミック買うのが怖くなって、漫画からも離れてしまっていたのです。

 

それから社会人になって、一人暮らしを始めて、ドラゴンボールとイタKissは全巻大人買いしたけどそれくらいで(しかも家が狭いので実家に格納。意味ないやん)。でもここ数年、yahooブックストアを利用し始めて、特にここ数か月~数日は、もう少女漫画が面白すぎてきゅんきゅんすぎて、次巻が待ちきれず紙媒体まで買ってしまう始末(電子書籍はどうやら紙媒体の3か月後くらいに発売される模様)。

 

わたしにとっての好きな漫画ってほんとに覚せい剤のようにすごくて、どんなに眠くても、漫画読み始めると目が冴えてしまって、徹夜とか余裕でできてしまうし、明日仕事だってわかってても、どうしても止められなかったりします。ドーパミンがでまくってるんだと思われます。

 

そして最近、大人になってからはまる漫画ほど、よくないものはないなぁと実感した次第です。既述の通り、翌日のこととか考えずに読みふけってしまって結果仕事中に眠い、みたいなこともあるし、漫画読んでるその時間は、他のことには使えないわけで、仕事についての勉強とか、占いの勉強とか、色々やんなきゃいけないこと・やりたいことがあるのに、できないとか。

 

だって、時間がどんどん過ぎていくんですよ。コミック1冊読み終わるのに、わたしはだいたい30分~40分くらいなんですが、10巻まで通して読んだらそれだけで約5~6時間。1日の1/4を漫画に費やしてるってやばくないですか。

 

子供の頃に読む漫画は、いいと思うの。個人的には漢字とか諺とかその他いわゆる世間のルールとかの勉強になったし、恋愛ものだって、「これからわたしもこういう恋をするんかな。はぁと(ま、どうせ漫画だけど)」みたいな、今後の自分の人生の期待値を上げるくらいで済んでたから。

 

でも、ある程度人生を経過した、そうね例えば30を前にした女性(もしくは男性でも中性でもいいけど)なんかが読むと、完全に二次元に恋する感じになってしまって、一般的なヲタクの方の決まり文句(と思ってるこれは偏見でしょうか)「だから三次元はだめなんだ」的な発想が生まれなくもないわけです(わたしは漫画読もうが読まんが結婚する気はなかったのだけど、そうじゃない人でも同じようなこと考える人いるんでないかなとか思ったり)。そして、漫画の世界に浸る=現実世界と関わる時間がなくなっていく=現実世界で恋愛・結婚する時間もなくなっていく、少子高齢化孤独死・・・というね。

 

漫画だって、いくとこまでいけばその人の人生を壊しかねないパワーを持っているんだなってしみじみ。まぁどんな人生が正しいのかなんて、それぞれが決めればいいと思ってるので、漫画とともに生きる人は、それでいいのかもしれないけど。(かの有名なちきりんさんは、バランスなんかとるなっつって書かれてましたけど、わたしはバランスって大事だと思うのある程度)

 

※余談ですが上記のちきりんさんの記事は、人生全体でみたらちゃんとバランスとってますよね。意外と振り切れてないパターンですね。

 

10年は“仕事=人生”的にめちゃくちゃ働く。10年はふつーに働く。5年は新しいことを学ぶ。5年は遊んで暮らす。5年は家族のために使う。

 

ある時期はゲームにはまって引きこもり状態。寝ても覚めてもシムシティやってる。ある時期は友達と遊び歩いて、夜遅くまで家にも戻ってこない。もちろん本も読まない。でもある時期は本の虫となり、めちゃくちゃハマる。 

 

長くなりましたが。

 

ASKAさんもわたしも同じだと思う点は、「何かにはまってしまってなかなかやめられない」というところ(とはいえわたしの漫画は、かなりコントロールしやすい部類だと思うし、やめようと思えばいくらでもやめられそうなんだけど)。わたし以外にも、ニコチン中毒の皆さんもカフェイン中毒の皆さんも、糖質中毒の皆さんも、同じかなと。

 

違う点は、それが合法であるか非合法であるか、だけなんじゃないかなと。(身体への影響とか、他者への影響とか、細かい違いは色々あるけど、本質的に、非難の対象となっているのはそこなのではないかと今の段階では思っている。歌手がニコチン中毒でも非難されないもんね?)

 

「だけ」っていうけどそこが一番大きいところやん!て気も確かにするし、もちろんわたしは不貞のような、いわゆる不法行為(厳密には不法行為ではないのかな?)はよくないと思うし(マスコミでは推奨されてるようにすら思えるけど)、罪の重さに関わらず、自分はしたくない(法学部だったしね)。でも法律なんて時代や国によって変わるし、絶対的なものではないと思う。

 

わたしが漫画読んでるのだって、治安維持法があった時代には「犯罪者」扱いされるのかもしれないし(漫画だけじゃなく、ブログで自由な発言されてる人はみんな犯罪者かしら)、昔は日本だって一夫多妻制だったわけだし、むしろ現在でも一夫多妻制の国だってあるわけだし。

 

そして何よりも、罪を犯すことって、誰にでも起こり得ることで、言ってしまえば全て「たまたま」の積み重ねでそうなった、ていうことだと思うんですよ。登山家の、誰が言ったのか知らないけど「そこに山があるから」っつって、その場合、山がなければ登山家にならなかったと言えるわけで。

 

ASKAさんだって、覚せい剤を入手するルートがなければ、そういうことにならなかったわけだし、痴漢をしてしまった人も、そこに対象者がいなければ痴漢をしなかっただろうし、不貞してしまった人も、その人に出会わなければ(出会ってたとしても相手が拒否してれば)しなかったかもしれないし。

 

これに関しては、子供の頃にうちのおかんに言われて心に残ってる言葉があって、「必ず玄関の鍵は閉めなさい。泥棒さんのために。」っていうやつ。仮に泥棒が空き巣に入ろうとしても、鍵がかかってればそこで思い直すかもしれないし、手こずることで未遂で終わるかもしれないから。

⇒自分を守るためじゃなくて、誰かに罪を犯させないために、ちゃんと鍵を閉めなさいっていう教えで、子供心に「新しい考えや!(どんだけ考え知ってんねんて感じですが)」て思って、それからずっとその考えを大事にしてます。

 

そしてこれは、用意周到に計画してる犯罪者はどうなんだとか、そんな話もありますし、実際「計画性の有無」っていうのは刑法の情状酌量で争点になるところだったと思うんですけど(「かっとなってやった」場合と「計画的に遂行した」場合では、計画的に遂行した方が刑が重くなるというやつ。何となくの記憶)、そこすらも、「たまたま」の積み重ねだと言えるわけです。

 

金欲しさで計画的に強盗を犯した人がいた場合、そもそもそれほどまでに貧しい人を作ってしまった社会に問題があると思うし(犯罪の発生率と経済格差には相関関係があるってどこかで聞いたような)、遊ぶ金欲しさとかの場合も、そういう思考をする人間を作ってしまった親とか教育とか、そういう環境に根本原因があると思うんです。

 

だから、犯罪者と呼ばれてる人は、「たまたま」そういう環境に生まれて、そういう経済状況になってしまって、そういう選択をせざるを得なかったんだなと、そういう風に思ってます。(犯罪者は犯罪者として生まれてきたわけでなく、後天的な要因によって「犯罪者」たりえたという)

 

※これについては、心理学者のワトソン氏の言葉がよくあてはまると思います。

私に健康で五体満足な乳児を12人と、彼らを育てる為に私自身が詳細を決める世界とを与えてくれるならば、私はその内の任意の1人を取り出し、才能や好みや傾向や能力や天職や先祖の人種とは無関係に、私が選んだどんな専門家にでも―医者、弁護士、芸術家、商店主、それに乞食や泥棒にでさえも―育ててみせることを約束しよう

 

※もっというとわたし個人は原因と結果の法則を信じてるので、そんな環境に生まれてきてしまったそれ自体も、その人に原因があるんだろうと考えるのですが。

 

もちろん、いざという時に理性で抑えられる人間は素晴らしいし(地震の時の日本人みたいな)、人間ならそうあるべきだと思うし、罪を犯した人を擁護したいわけでもないですけど、

 

人ってそんなに安定してるものじゃないし、自分だって一歩間違えれば犯罪者になりうるよってことを、みんなが思ってれば、急に手のひら返したり、とにかく誰か一人に責任なすりつけて本当に重要な部分は流される(なぜこういう事件が起きてしまったか、その根っこはどこにあって、それに対する解決策は、てとこには一切触れずに、とりあえず誰かを死刑にして、遺族や世間の報復欲求満たして、それで終わりみたいな)ってことがなくなるんじゃないかなーと思ったり。

 

ちょっと違う観点の話もあるけどまとまらなすぎたので別の機会に。

 

 ↓馬村くんがかっこよすぎてやばいんです、癒されてます。

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