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知ること

今日の夜、東京は雷雨がすごかったですね。夏だわー。

 

私は昔、雷が怖くてしょうがなかった時があって、昔って多分小学校3年くらいだったと思うんですけど、ある時すごい雷雨の時があって、家でおかんと一緒にいた時に、怖すぎてわんわん大泣きして、リアルに座布団を頭からかぶってたっていう、漫画か!みたいなことがあったことをおぼろげに覚えてます。

 

それから20年。

 

何があったわけでもないんですけど、ふと気づいたら雷が全然怖くなくなってて、なんか不思議な気持ちになりました。

 

大人になるにつれて、怖くなくなるものってあるよね。でも、大人になったからこそ怖くなるものもあるよね。それって何がどうしてそうなるんだろうかということに、雷雨の中思いを馳せてたわけですけど、

 

恐れとか不安というのは、無智(無明)からくるというのが仏教で説かれていることで、だからお前ら無明の闇を取り払いなさいって言われてるのですけど、やっぱそれって、ほんとそうだなーと思うわけです。シッダールタ氏はほんとにすごいと思うんだよわたし。ついでに手塚治虫もやっぱりすごいと思うんだよ。まぁわたしにとっての実際的な神様は、高橋留美子先生だけども。ずれました。

 

ここでいう無明の闇を取り去った状態っていうのは、いわゆる悟りの状態だから、智慧の光に到達してる状態だから、死すら恐れることもない状態だから、なんてゆかレベルが違うのだけどね、きっとね。雷とかそういうことじゃないんだけどね。

 

でもこれは一般的なことにも言える話なので、それに則って考えますと、わからないこと(厳密にいうと、ある程度自分に関与しているという実感があって、なおかつ「わからないこと」だと思われますが)って怖いんですよね。わからないことが、「怖さ」でなく「興味・興奮」になる、鋼のはぁとをお持ちの方もいらっしゃるとは思いますが。

 

なので、

大人になることで怖くなくなったもの=「知ることによって怖くなくなった」

ということですね。

 

今回の雷とか。あとわたしが小さい頃怖いと感じてたことって、飛行機が飛ぶ音がやたらうるさいと、B29がきたんじゃないかと思って、いつ横浜にピカが落ちてくるのかと思ってびくびくしてました。集団的自衛権の話もあるし、最近のウクライナの飛行機事故の話もあるしで、いつかまた日本にピカ落ちる日がくるのかもわからんけども。そしてその時落とされるピカは、純粋水爆っていって、放射能が残らないクリーンな核とか言われちゃってるやつなんだろうけども。余談ですが。

 

逆に、

大人になることで怖くなったもの=「知ることによって怖くなった」

っていうものもあると思います。

 

なんでしょう、あんますぐ思い浮かばないのだけど、目に見えないけど害があるものとか。食品添加物とか、トランス脂肪酸とか、砂糖とか?子供の頃って、そんなこと何も考えずにスナック菓子とか食べてるじゃんね(とはいえ我が実家は多分一般家庭よりも少な目だったと思う、特に炭酸飲料については)。

 

あとは歴史について学んでいくと、色んなところで色んな思惑があって、人間てまじでこえーな、みたいなことを思ったり、ていうか学校で学んだ歴史ってねつ造されてんじゃないの?そのこと自体がこえーなとか思ったり、現代でも、特定秘密保護法とか詳しく知っていくと、あれ?私たちやばいんでない?大丈夫?みたいなことを思ったりとかするわけですよね。

 

でもお子ちゃまは、というか、知らない人は知らない。から、怖いと感じてない。自分に関与してるかもしれないことすら知らないから。

 

なんていうのかな、「知らぬが仏」って罪な言葉だとわたしは思うのですけど、マトリックス1の中で、サイファー(というらしい、多分)がそんなこと言ってるんですけどね。真実なんて知らない方がよかったみたいな。で、わたしの知り合いにもそういう人多いんだけど、それってほんとにそうなのかなって。

 

知ることで怖くなることってたくさんあると思うんだけど、すごく使い古されてる言葉でいうと、臭いものにふたしたくない、とわたしは思う。それが自分にとってどんなショックなことだとしても、真実を知りたいんです。っていう欲求がいつもある。

 

それが例えば添加物の話だろうが、遺伝子組換の話だろうが、種の保存の話だろうが、もっと大きな世界の話だろうが、まぁ「智慧の光」からみたらほんとに下らない、本質的でないことのような気もしますが、いかんせんそこまで至れてないから、とりあえずせめて現代社会の中だけでも、「井の中の蛙」になりたくない。そんなちっちゃい人間になりたくない。素因数分解の最後までたどり着きたいんです。もう割り切れないってとこまでいきたい。

 

そしていつか、無明の闇を取り払って(それがきっと素因数分解の最後なんだと思うのだけど)、無常を乗り越えたい。私が小さい頃から、29年間、一番怖いことは、まだまだそこだから。

 

なんつって、今日は特別な日なのでやっぱり自然とこういう話になるという不思議。

 

↓結構いい台詞ありますよ。

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