四元素はどれも大事

 昨日夜中に家のパキラと何か(名前調べたけどわからん)が水不足により弱っていた。これたまにやってしまうのだけど、過去根腐れさせてしまうことが多くて反省して、カラカラにさせてから水をあげるようにしてるので、ほんとに枯れちゃう直前まで気づかないことが多く、、彼らには申し訳ないと思う。。

 ほんで今朝未明(4時半くらい?)に水をあげたら、12時くらいには蘇生を始めたので水の力ってすごいなと実感しております。

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水地火風/四元素

 四元素ってよく聞く話だと思うんですけど、私は占星術、タロットをかじってるのでそれで四元素(+1)について知りました。あとインド哲学でも聞いたかも。これの始まりとか歴史についてはちゃんと勉強したことがないのでよくわからんのですけどね、西洋神秘とか哲学とかインド六学派とか難しいし。でもこの世界は水地火風(+空)から成り立っていること、そしてそれは大宇宙と小宇宙みたいに人や他の生物にも当てはまるということはわかる、気がしている。

人体なら

水=体液、リンパ液、血液等

地=骨、筋肉等、

火=熱、消化のエネルギー

風=呼吸

空=肺などの空洞

(?ちょっと風と空の違いがうろ覚え)になるし、人の性格や色んな事象の性質なら

水=情緒的、感情

地=現実的、堅実

火=情熱的、活力

風=論理的、社交

みたいにあてはまるのね。これ↓ずっと前に勉強会用につくったやつで色々突っ込めるけど直すのめんどくさいので参考まで。

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それぞれの元素は似た所や正反対の特徴を持ちながら、独立して存在しているのね。(「火+水→土」みたいな考えもあるみたいだけど)

四元素 - Wikipedia

ていうかウィキペディアみて初めて知ったのだけど、四元素を人の性格・性質に当てはめたはユングが最初だったの?そうなの?最初というか改めて世に出したって感じ?Anywayユングの功績がすごすぎて驚く。

全部集めたら何かが起こる?

 と、考えたのが西洋神秘の錬金術?らしい。 インド哲学でいう空(アカシャ):エーテル体:霊体...???みたいな、まぁつまりこの物質世界より高次な存在を生み出せる、という話なのだと思う。ライダー版タロット「1.MAGICIAN」のカードは、水地火風を表すカップ、ペンタクル、ワンド、ソードを集めて何かしようとしているのだ。

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 私は錬金術とか黒魔術とか詳しくないので実際何か起きるのか知らんのですけど、ただこの四元素は、この世界で生きていく上でどれも欠けたら無理、ということだけはわかる。脱水でも(水)、肉体が壊れても(地)、体温が34度になっても(火)、窒息しても(風)死んじゃうし(だから元素ってことなんだよねすみません)。なんならゼロにまでならなくても、四元素に過不足があれば何かしらの不調をきたすわけですね。ウチの観葉植物たちがそうなったように。。

「ちょうどよく」あること

 インドの生命科学アーユルヴェーダでは、この四元素をヴァータ・ピッタ・カファ(トリドーシャ)に分類して、そのバランスをとることを特に重視しているのですが。まず自分の体質や性格の傾向、つまり水地火風の何が強くて弱いのか、を知って、食事や生活習慣でうまく補完していくわけです。

 アーユルヴェーダは特にインド発祥だからなのかもしれないけど、食事とか我々の普段の生活でも、あらゆる場面でよく「バランスが大事」と言われますね(私もそう思っているのですけど)。調和をとる、ちょうどよくあるということは、結局中庸ということ。そう釈迦が辿り着いた中道。右道でもなく左道でもなく中道。(余談ですけど釈迦は両極端を経たからこそ中道に入って悟れたという話は本当に好き。端と端を知らないと真ん中は測れないのだ。)

 中庸ということは目立たないのですよ。中庸は無色透明、なイメージ。調和がとれているということは出る杭がないということ。トゲがないということ。何も傷つけず何にも傷つけられず。何も引っかけず、何にも引っかからず。

 個人の性格にあてはめるなら、例えば「火」が強い人は、元気とかエネルギッシュとか、行き過ぎると勝気とか怒りっぽいとか攻撃的、みたいに「あの人は~な人だよね」と形容される言葉が、中庸の存在にはみつからない感じ。それが四元素を完璧に備えて調和がとれた状態なんじゃないかと。そしてそれが解脱とか悟りとかそゆうことにつながるのかなって。右も左も知った後の境地なのかなって。空っぽとか無垢とは違うんですよ、当然ながら。って、実際そういう御方に出会ったことがないので想像でしかないのですけど。

全て不可欠だから、全部集めて、うまく混ぜる

 だから、個人的に人間の成長過程は、四元素をバランスよく獲得していくことに近いんじゃないかなって思っている。よく年をとって丸くなった、みたいな話を聞くけど、それはきっと色々な経験を積んで、四元素が補完されつつあるということなんじゃないかなと。

 これは個人の中だけじゃなくて、組織とか集団内でも同じことが言えると思ってて、元素が偏った集団っていうのは尖ってて特徴的で、似た者同士が多いから結合も早いし楽しいかもしれないけど、きっと1個体としては未熟、不完全。できることも少ない。

 四元素が揃った集団は、相対する人らが存在しているわけなので最初はうまく混じり合うのは難しいしぶつかることも多いと思うんだけど、調和が取れるようになったら強い。極端な偏りがなくなってカドがとれるので、単純な楽しさとか気楽な感じは減ってしまうかもしれないけど、安定と持続性が生まれる。できることが増える。生み出せるものが増える。

 細かい話だけど、四元素をただ備えた状態と、それらの調和がとれている状態ってまた違うと思うんですよね。イメージでいうと1つの入れ物に四元素が入ってて、それがうまく混じり合っているって感じなんだけど。光の三原色を混ぜたら白になる、みたいな感じです。

 うちの会社も、メンバー全15名中、先日4人の入れ替わりがありまして、それによって元素のバランスが各段によくなった。たまたまだけど、それは必然なんだと思っている。新しい組織に生まれ変わるタイミングなのかなーと。

 

後記

 長くなってしまったけど書く。人は常に安定を求めるみたいな原則あるじゃないですか?恒常性?ホメオスタシス?(これだと安定っていうより「一定」を保つって感じなのでニュアンス微妙に違うかな)。だからきっと恋愛したりなんだりで、↑を補完しようとするのかなと思ったり。だから、自分ん中で四元素コンプリートできちゃった人は外に求める必要がないんじゃないかなー。もしくは自分ん中でコンプリートしたいと思っている人。

 

 ↓全部持っとる。

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