in another lifeという考え方

歌手のKaty Perryが結構好きです。曲がいいってことはもちろんなんだけど、同い年なんです。同じ時代・同じ年に生まれることって、それだけで多少なりとも運命を感じる。

そんな彼女の、The One That Got Awayという曲を最近やたらと聴いてます。和訳は皆さんおなじみのおよげ!対訳くんからどうぞ。

oyogetaiyakukun.blogspot.jp

 

サビの歌詞が「in another life(生まれ変わったら)」なんですけど、この考え方がとても好きです。(歌詞全体の内容は置いておいて)*1

多くの人が、今の人生で、うまくいかなかったこと、辛いこと、やり直したいのにやり直せないこと、後悔していること、沢山かかえて生きていると思う(私もそこそこ)。どうしようもないやりきれない気持ちの時に、「また別の人生で」と考えられるようになることは、ひとつの救いになると思う(私はなってる)。

生まれ変わったらそれで全てうまくいくって決まってるわけでもないけどさ、決意表明みたいなものというか、今の結果を受け入れて、前を向けた時にやっと言える言葉な気がしている。

逆に、今の人生でうまくいってる人、満足している人も、「また別の人生でも」って考えられたら、それはそれでいいんじゃないかと思うし。

 

よく、「人生1度きり!」ということを言う人もいるけど(その後には、「だから思い切り楽しまなきゃ」とかそういうポジティブな文言が並ぶことが多い)、確かに1度きりかもしれないけど、1度きりじゃないかもしれないじゃん。本来、何かの物事・現象を否定するのって結構難しいと思うんだけど(例えば心霊現象とかも)、割と平気で否定するよねみんな。

私は輪廻転生・生まれ変わりを信じているんだけど(存在しているだろうって思われる事例が沢山あるから)、確かに実際どっちかわかんない、自分が体験してないから。だったら自分の利益になるように解釈しておいたらいいかなと思っている。まぁだから、信じる信じないの話ですよね。「人生1度きり!」って言って、覚悟を決められたりハラくくれたり、自分の為になるならそれはそれでいいと思う。

 

およげ!対訳くんの導入部分で、管理人さんが秀逸なコメントをされています。

数日前のThe Scientistでは主人公が最初に戻ってやり直したいと語りますが、この曲の主人公は「生まれ変わったら今度は君と結婚するよ」と語り、過去に戻ってやり直したいなどとは言わず「お金があってもタイムマシンは買えないよ」と言い切ります。
日常の会話で「あの時ああだったら」とか「あの時ああしてれば/ああできてれば」という表現をよくします。私もそうです。しかし自分は過去の失敗から学んでるんでしょうか。もしそうでなかったら、たとえ人生をやり直すチャンスを与えられたとしても、また同じ失敗を繰り返すような気がしますね。

確かに、いくら「また別の人生で」と言っても、心から学んだり反省しなければ(したと思ってても)、同じことを繰り返してしまうんだよねきっと。これは短いスパンの、この人生の間においても言えることだなと思う。

日々の一挙手一投足を、慎重かつ大胆に生きていきたいぜ。

 

前世療法―米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘 (PHP文庫)

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*1:※ちょっとパターン違うけど、RADWINPSの『前前前世』の歌詞も好きです。なんてーか、時空を超えてつながってる感じ全般に心が動く。