歯は大事

 

芸能人だけじゃなくて。

歯と咀嚼運動の重要性がもっと浸透したらいいのに。浸透してます?私が知らないだけ?

 

先日母と旅行に行ったとき母が随分年老いたなと感じたんですが、それは歯を一部(?)入れ歯にしてるからかもと思いまして。

牛タンを噛みきれないとか言うんだもん。そんで結局彼女の半分の牛タンは私が食べました。

噛みきれないこと自体もそうなんですが、背中が丸まっていたり全体的にタルタルしわしわの身体になっていたり、歩く速度が遅くなっていたり。

老化現象は沢山あるんですが、根本的な原因って歯にあるんじゃなかろうかと思った次第です。

 

というのも、全て自分の歯で虫歯1箇所(治療済み)の父は75歳で白髪ですが、背中は真っ直ぐ、軽自動車にテントを積んで横浜〜五島列島まで1人で野鳥観察&撮影に出かけるなんてことを平気でこなす人なので。

そして母は、72歳の今も20年以上前に始めた地域のバトミントンクラブ(?)を続けているし、山の保護活動とか学童のパートとか、それなりに精力的に活動はしているんですよ。

それなのに、あの老けっぷり。

もちろん性差とかあるだろうけど、食事や生活環境はほぼ同じだし、、。

 

それで、まだ書籍は探せていないのだけど、ネットで見るに、"老化に伴って咀嚼機能が低下する"って話が書いてあったんですが、逆じゃねーかと思ってしまった(単純に経年劣化はすると思うけど)。というより、悪い意味での相乗効果があるんでしょうね。

経年劣化or咀嚼機能低下→老化加速→経年劣化加速(再)→老化加速(再)→...

エイジングにアンチしたいなら何よりも咀嚼機能を重視すべきでは?とすら最近思い始めてます。

 

胃瘻を作ると急に老け込むとか、嚥下リハビリしてご飯を食べられるようになった人が元気になっていったとかいう話も病院関係者からよく聞くので、やっぱり自分の口で噛んで食べるということは生命の本質的な営みなんだなとも感じますし。。

 

身体の機能的なことは、↓に書いてある通りでしょうか。

www.roumap.com

咀嚼機能は咀嚼にかかわる器官を脳が指示を出して行う動作で、脳の運動野の1/2を口腔や顔面の運動を支配する部分が占めています。そして、咀嚼や咬合(上下の歯がかみ合うこと)によって脳の血流量が増加して活性化すると言われています。

 

咀嚼能力と知能指数との間に正の相関があり、咀嚼能力が高いと知能指数が高いという報告や、80歳で20本以上歯のある高齢者は、そうでない人に比べて日常生活の活動性が明らかに高く健康であるという事も言われています。

 

咀嚼機能の低下の原因となる歯の喪失は、脳に届けられる情報が減少しそれに伴い脳から発せられる指令も減少することから、神経細胞の変性が生じて萎縮してしまう事がわかっており、歯の喪失がアルツハイマー病を発症する危険因子の一つとなっていると考えられています。また、歯の残存数と認知症の重症度との関係、歯の残存数が少ないほど認知症の重症度が増すという報告や歯を喪失していても義歯によって咀嚼機能や咬合の回復が得られると認知症と判定される割合が約40%減少するという報告もあります。

 

8020運動は、生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるようにというよりも、日常生活をより活動的に健康的に過ごすため、また認知症や誤嚥性肺炎にならないために、日頃からの口腔ケアや歯周病予防を心がけて行く必要がある事をアピールするべきだと思います。

 

知能指数にも関係あるんや(´・ω・`)

 

だから、前にみかけた完全食というこれ↓、こればっか食べてたら老化早まるんじゃね?とか思ってます。(実食していない個人の勝手な想像です)

と思ったら、グミが出てた(`・ω・´)

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