スティーブ・ジョブズの伝説のスピーチ。
私はアップル製品1つも持ってないし、ご本人に対しても、書籍を読んで「え、これってどうなの?」って思ってしまってあまり好印象は抱いていないのだけど、この伝説のスピーチは結構観た。最初に出会ったのはいつだったか、思い出すためにmixiの日記を調べてみたけどちょっと記憶にない。でも結構人生の色んなポイントで観てきた。とても共感できるから。
話はちょっと飛んで、つい先日、津田大介氏の本を読んで、こんなことを思った。
津田氏の本初めて読んだ。『ゴミ情報の海から宝石を見つけ出す』P188が一番ヒット。転職だけでなく、全てのことにあてはまる。答えはいつだって自分の中にあるのに、気付かない人多いのではないかな。二番はドワンゴ川上氏の話。P202~214あたり。
— tenbin-girl (@tenbingirl) April 9, 2014
これ詳しくは本読んで頂いたらいいと思うのですが、転職しようか迷ってる、アドバイスください的なQに、津田氏が答えている内容で、迷ってる時点で答え出てる、やめた方がいい。みたいな感じです。
で、それに私共感して、上のついったーみたいなこと書いときながら、気付かない人多いのではないかなとか言っときながら、自分も最近迷ってました(最近ていうのは、直近48時間くらいのことを指してます) 。答えは必ず自分の中にあるってことはわかってるのに、答えがわからなかったんですー。あ、転職の話です。昨日書いた記事では食べ物とかポリシーの話を書いてましたが、当たり前だけどそれだけじゃないわけで。
で、なんで答えがわからくなるかというと、やっぱり一番大事な「軸」がわからなくなっちゃうからで、「保身」とか「プライド」とか「情」とかそういう余計なものが出てきて。あれもこれも、みたくなって、結局どれよ?みたくなるという。
でも、そうやって例えば自分が重視する条件いくつか挙げて、その点を比較して、メリットが多い方を選ぶっていう多数決方式は、多分あんまりいい選択を導けないんですよね。
一番大事な軸、それを見つけることが大事で、良い不動産屋は、客の一番大事な軸(ここでは家選びの条件)を掴むのがうまいって、どこの誰にかわからないけど聞いたことある。それと同じ。人生の色んな局面において、100%、完璧な条件の選択肢なんて、そうあるもんじゃない。でも「絶対にはずせない軸」だけ外さなかったら、多分その選択は間違ってない。
こういう心理テストを大学2年の夏休み、友達と行った沖縄旅行のドライブ中にされて、その話がすごく「軸」ってものを捉えやすいなと思って今もよく人に話すのだけど、これ有名なのかな?
1)恋人にしたい人の条件を3つ挙げてください(例:優しい、かっこいい、面白い等)
2)その3つの条件を全く同じ程度満たした人が2人いて、同時に告白されました。どちらと付き合いますか?※絶対にどちらか1人に決めないといけない。
3)その時、選んだポイントが、あなたが一番重視している条件です。
っていうやつ。
大学当時私は、最後の条件、「動物占い!」って迷わず答えて、友達から「めっちゃ当たってる。笑」って言われましたけど。えぇ当たってましたよ。今は違うけど。
で、話は戻りますが、直近48時間くらい色んな雑念にとらわれて、軸が見えなくなってた私でしたが、伝説のスピーチ観て、そうだったそうだったと思って考えて、軸がわかりました。考えたっていうのは、「死」を意識すること。1年後に死ぬとしたら、どちらの仕事を選ぶか?って考えたら、割とあっさり答えがでました。
「すぐに死ぬ」という覚悟があれば人生で重要な決断をする時に大きな自信となります。なぜなら、ほぼ全てのものはー周囲からの期待、プライド、失敗や恥をかくことへの恐怖などそういったものは、死に直面すると消え去るからです。そこに残るのは、本当に必要な物だけです。
あなたの時間は限られています。無駄に他人の人生を生きないこと。ドグマに囚われないでください。それは他人の考え方に付き合った結果にすぎません。他人の雑音で、心の声が掻き消されないようにしてください。
自分の学生時代からのモットーで、いつ死んでもいいように生きるっていうのがあるのだけど、それすらちょっと忘れかけてしまっていた。恐るべし30マジック。(いや厳密には、30までに死ぬと思って生きてきたのに、死ななかったから、あれ?と思って転職を考えるに至ったから、正しいプロセスといえばそうなのだけど)
でも本当に、わたし今も、いつ死ぬかわからないで生きているわけで。その気持ちを再確認して、また全力で、新しい環境に飛び込んでみよかなーと思ってます。
↓ジョブズにどん引きした本。
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