人との相性

相性ってありますよね

人の相性って不思議ですよね。会って少し話しただけで、特に気を遣うわけでもないのにものすごくフィットする人っているじゃないですか。そういう関係は、自分も相手も、お互いに好感を抱いていることが多い。そういうことが起こるのかどうか、そもそも個人によるのかもしれないけど、私はしばしば起こります。

小一時間話したその人と、もっと話してたいと思ったり、心が温かくなったり。無言でいる時間が気にならなかったり、目線を送る場所に気を遣わなかったり。あぁ~またあの人と会えるのか~嬉しいな~って思ったり(別に恋愛感情ではなく)。

もちろんしょっちゅうそういう人に会えるわけじゃないから、逆に、出会えた時の喜びがひとしおというか、あなたに会うのを待っていたよ!と魂が喜び叫んでいる気がする。ようなそんな出会い。まだここにない出会い、R的な。はぁぁぁ生きる糧や。

↓ちょっと前につぶやいたなそんなこと、、、と思って探したらあった。

https://www.instagram.com/p/BP1d6KPh_6y/

相性も”役割”が前提なのかなって

ただ人間関係って、今この日本で生きている限りでは、純粋な個人対個人で成り立つことってあり得ないじゃないですか。必ず前提があるでしょ。役割(ロール)というのか。それを完全に除外して成り立つ関係ってないよね多分。「母と私」とか「友人と私」とか、「お客様と私」とか「同僚と私」とか。

↑のつぶやきでは立場とか関係なく、、って書いてるけど、たぶん実際、ないよね。

私が「もっと話していたい~」ってきゅんきゅんしてるのも、きっと2人の役割を前提とした関係性があってこそで、違う出会い方をしていたらもっと違うものになっていたのかな?とか思うわけですよ。

私が普通以上に”役割”を意識しすぎているきらいもあるんだけど、なんでうちのオカンと友達のオカンに対して、全く違う態度をとってしまうのかということですよ、端的に言うと。(そうなの?)

うちのオカンがもし、友達のオカンだったら、果たして私はここまで悪態をつくのかな?ということですよ。(つかない。むしろは今は既についてない。そして何故か逆の例えになってるけど)

”役割”なしで出会いたい

つまり、私が相手に抱いている感覚は純粋なそれではなくて、いくばくかの色眼鏡というか、フィルタリングがなされているってことで、できる限りそれを取り去りたいなぁと常々思っているわけです。

そういう、色んな役割を全て超えたところですごくフィットする人に出会えたら、もう魂の声が出ちゃうんじゃないかって勝手に期待してるんだけど、どうしたらそういう出会いが得られるんだろうか。だって存在を認識した時点で、必ず何かの役割を相手に与えちゃっているからさ。フィルタリングしちゃってるからさ。そういうの、全くない状態で出会ってみたいんだけども、お互いに。

私にとって、友人でもなく取引先でもなくお客さんでもなく、先輩でも後輩でも上司でもなく店員さんでもなく、合コン相手でもなく友人の友人でもない、言ってみたら男でも女でもない存在の人って、はたして出会えるんだろうか(”いや~ない”の用法です)。

でもやっぱり人間関係は”役割”が前提

まーでも書いてて思ったんだけど、やっぱり”役割”があってこそ人間ていうか、社会的生物と言いますか、、(今更)。人間である以上、役割から逃れられないよね。カテゴライズされ得ない存在なんて、存在しないよね。元々特別なオンリーワンだって、オンリーワンという役割なんだよ。

モノと名前のどっちが先にあったかみたいな話で、つまり、名前をつけたからそれを認識したのか、先にモノがあってそこに名前をつけたのかみたいな。役割を与えられることで初めて、その人と自分の間に関係が生まれるのかなーなんて。それが社会ってもんかーって。

だから、(最初に戻るけど、)めっちゃフィットしたー!って思う人は、それは役割の分を差っ引いて考えたらいいんだよね、ていうかそうするしかないんだよね。

はぁぁぁまだここにない出会いに思い馳せるぜ。(別にRは関係ない)

 

余談ですが、最近どハマり中の↓に「I don't wanna fit wherever」って歌詞がありまして、フィットフィット書いてたらこれ思い出した。

I Don’t Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker)

I Don’t Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker)

素敵な和訳もあるので貼っておく。

<和訳歌詞>"I Don't Want To Live Forever" Zayn/Taylor|ぽっぽっぽ〜はとぽっぽ

※個人的には、永遠になんてどう頑張っても生きられないから大丈夫やで(´・ω・`)って毎度思ってしまうんだけど。