読み始めました。
DREAM WORKPLACE(ドリーム・ワークプレイス)――だれもが「最高の自分」になれる組織をつくる
- 作者: ロブゴーフィー,ガレスジョーンズ,森由美子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2016/12/15
- メディア: 単行本
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読み終わってから感想を書きたいのだけど、「この本を読み終わるまであと5時間」とか出ちゃってたのでちょっとフライング。睡眠についての本を探していたらなぜかおすすめされたこれ。本記事タイトルが、原題(”Why Should Anyone Work Here?”)。
人材が流動的な現代において、優秀な人材を集め・留め・活躍してもらうためにはどんな組織にしたらいいかっていう話。つまり、「世界で一番働きたいと思ってもらえる組織を、どうやってつくるのか?」がテーマ。経営者やリーダーのみならず、自分の所属している組織を良くしたいと思っているいち被雇用者にとってもためになりそうな感じ。
いわく、理想の組織とは、最高の自分になれる組織とは、大きく6つの原則に分類されるのだそうな。(DREAMS)
○違い(Difference)
─「ありのままでいられる場所、他者とは違う自分のあり方や物の見方を表現できる場所で働きたい」
○徹底的に正直であること(Radical honesty)
─「今実際に起こっていることを知りたい」
○特別な価値(Extra value)
─「私の強みを大きく伸ばしてくれて、私自身と私個人の成長に特別な価値を付加してくれる組織で働きたい」
○本物であること(Authenticity)
─「誇りに思える組織、良いと思えることを本当に支持しているような組織で働きたい」
○意義(Meaning)
─「毎日の仕事を意義あるものにしたい」
○シンプルなルール(Simple rules)
─「バカげたルールや、一部の人だけに適用されて他の人には当てはまらないようなルールに邪魔されたくない」
なにこれ最高やんけ。確かに、ドリームなワークプレイスだわ。語呂合わせはやや無理があるものの。
しかしながら、これの”正反対のタイプ”として表現されている組織は日本に多いのじゃないかな。
型にはまることを強いられ、いつも真実を最後に知るのは社員で、豊かになるのではなく搾取されていると感じ、価値観は季節とともに移ろい、仕事で疎外感を感じ、ストレスが多く、官僚的なルールの「毒気」が人間の創造性や生産性を制限するような組織で、はたして働きたいだろうか?
、、、 Oh...(´・ω・`;
ま、まぁこの6つの原則を全て実践できている組織なんてほとんどないって話だし、それを作っていくためにどうしたらいいか、という方法論や診断表などが今後出てくるようなので、楽しみに読むとする。