先月ですが、北海道に行ってきました。3泊4日。
9月7日（木）の夜に行こうと決めて、諸々予約して、土曜日に観光地調べて予定組んで、10日（日）6時50分の便～13日（水）14時40分の便まで。
急きょ主目的ができて、それに合わせて夏休み消化したろと思って飛び出した感じだったけど、色々思ったところがあったので、振り返り。（観光地の感想云々はおいといて）
目的（地）があることの重要さ
今回自覚したのは、自分にとって旅は目的でなくて手段であるということ。
たまに旅行が好き/嫌いという話が出るが、
これまで自分は「旅行が好き」だと思っていた。だけどそれは旅が好きというよりは、例えば○○を見るとか○○に行くとかの目的が先にあって、それを達成することが好きなんだということに気づいた。ゲームをクリアしていく感覚でしょうか。ゲーム一切やらんから知らんけど。
だから、目的がなければ旅にも出ないし、なんなら団体旅行は旅じゃないと思った。社員旅行はもはや旅行じゃねぇ。だってそれの主目的は親睦を深めるとかそういうことなわけで、そんなのわざわざ旅行に行かなくてもできるし、単独行動は許されないことが多いから逆にフラストレーション溜まる。（行きたいところに行けない、とかで）
※学生時代の修学旅行とかは、きっと別の目的があるのだろうから置いておく。
しかしながら、団体（2人以上）旅行も良い所はある。ゴールに到達した時、まぁそれ以外でも、感動を分かち合う人がいることだ。問題に一緒に立ち向かう人がいることだ。楽しさは2倍に、辛さは1/2に。そういう人達と一緒に、同じ目的に向かって旅に出れたらそれ以上に有意義なことはないよね。
※今回藻岩山に登ったんだけど、「熊が出るから単独登山はできるだけ避けて」と書いてあって、複数人数のメリットを感じた次第。（結局1人で登ったけどさ）
個人の目的は別に違っててもいいんだけど。むしろ違う方がいいかもしれない。各々の目的に向かって、そこへ到達するまでの道程を協力し合えるくらいの関係がいいのかな。但しその場合、メンバーは価値観、少なくとも金銭感覚や生活レベルが近いか、許容量が大きくないと、お互い快く過ごせない。だから、一緒に”旅”に出れる人は限られる。。
なんて書いてたら、これって会社とか夫婦関係とかも同じじゃないかと思い始め。
金銭感覚や生活レベルが近くて、長い時間一緒に過ごしても苦にならない人って、私なかなか見つけるのが難しくて、結婚なんてさらさらする気がないのですけど、もし↑のような人がいたら一緒に暮らすことはやぶさかではない。
不自由さの中に非日常がある
旅というと、”ラグジュアリー”なホテルや老舗旅館で非日常を味わうのが一般的なのかもしれないけど、個人的には、ドミトリーで不便さを堪能する方が楽しいなぁ、と改めて感じた。（今回、2段ベッドの上は久しぶりだったので、さすがにちょっとめんどくさかったけど。。）
昔、家族や友人と1週間弱、車＆テントで東北旅行とか四国旅行とかに行ってた時もそうなんだけど、普段使ってるモノや環境が無い中でいかに快適に過ごすかとか、どう乗り切るか、みたいなことに楽しみと達成感を見出していた。
非日常の中に自分を見つける
よく”自分探しの旅”とか残念な感じで扱われているし、私も旅に出たって自分なんか見つからんやろ、と思ってる方なんですが。それでも今回、自分に戻れたという感覚がありました。
これは人によると思うのだけど、日常的に”自分じゃなくなっている人”は確実に、一人旅に出たら、本来の自分になれると思う。っていうことを昨日、とある人に指摘されて、確かになぁと思いました。
普段、自分がどうみられるか、組織の中でどういう立ち回りをするかみたいな、くだらないとは思うけどある種の死活問題に（無意識に）意識がもってかれていたようなのですが、そういうこと何も考えなくていい環境に数日身を置いたら、すごい楽になった。
ここではないどこかへ ってGLAYの曲ありましたが、まーもー別に旅じゃなくてもいいんだけど、とにかく逃げたらいいと思う、日常でないどこかへ。北の大地ありがとう。
実は北海道、行くのは2回目で、前回は2009年8月だった（8年前か、、orz）。同様に1人旅で、4泊5日。ルートは小樽さらっと→札幌さらっと→富良野・美瑛。同じユースに泊まってたお兄さん達に車出してもらって、美瑛の主要なところを周りました。
↓その時のお気に入りの写真。
当時はインスタなんてなくて、facebookは登録だけしていたけど日常的に使ってなくて、携帯は確かauの超ちっちゃいガラケーだったと思う。そう考えるとこの10年のネット環境の進化すさまじいな、、。
