選べるものだけを選んでいる

人生とは、実に判断の連続である。

って、かつて私がとても救われた本の一節に書いてあったんですが、本当にそれです。

tenbin-girl.hatenablog.com

私はゲームを全然やらないのであまりよくわからないんだけど、小学生の頃は人生ゲームが好きだった記憶がある。スーファミもすごろく(?)タイプのやつも。選択の積み重ねによって異なる結果をもたらす感じが楽しかった。

現実の人生はやり直せないから、正確にいうと、全く同じシチュエーションで同じ選択はできないから、”ゲーム”なんて言ってらんないってのはあるけれど、それでも33歳にもなると(まだなってない)、かつて人生ゲームを楽しんでいた頃よりも、はるかに”分岐”を意識している。

昨日の話ではないけど、「これを言ったらどうなる?」とか、「こっちに進んだらどうなる?」「これを選んだらどうなる?」って、無い頭でいつもいつも考えている。

それなりに生きてると、選択の精度は多分上がっていくはずなんだけど、それでも「間違えた」と思うことは沢山ある。

それでも、考えに考えて出した答えが、選んだ結果が、ぱっと見悪いものだったとしても、一瞬(長い間?)後悔はすることがあっても、その後割とあっさり受け入れられることが多い。それはやっぱり↑の記事でも引用している本に書かれていることが、本当にそうだなぁと思っているから。

『やってしまって、良かったと思え』
昔のことを思い出すたびに、後悔することがある。
あのときは判断を間違えた。
あのときは失敗した。
あのときはなかなか正しい判断をした。
人生とは、実に判断の連続である。
判断は人生そのものだと言ってもいいかもしれない。
実用的なクルマを選ぶのか、スポーツカーを選ぶのか。
大学に行くべきか、それとも就職しようか。
ワインにするか、ビールにするか。もしくは水にしておくか。
どれを選んだって同じ。得も損もない。
あなたが選んだものは、どれもあなたが「唯一選べたもの」だから。
そうじゃなければ、違う決定をしているはずなんだ。
私たちはすべて、選べるものだけを選んでいる。
どこに後悔する余地があるっていうんだ?
あなたは、あなたがしてきた選択によって、
いまここに存在する人間なんだから。

 ※太字・赤字は当方による。

PLAY・JOB (プレイ・ジョブ) (Sanctuary books)

PLAY・JOB (プレイ・ジョブ) (Sanctuary books)

 

人生で何回この言葉を思い出したかわからない。何度助けられたかわからない。3~4年間ずっと引きずっていた思いをすっきりと消化できたのもこれを読んだから。

そういう言葉に出会えて本当に幸せ。

 

 ↓のバナー広告で見かける「乙女ゲーの分岐は間違えないのにね」「それな!」ていうやつ好き。(最近は見かけない)

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