久しぶりのブログでなんでこんな記事。
私この5月から同棲を始めてまして、それについて色々書きたいこともあったんだけどまとめる時間もなく気づけば3ヶ月経過してました。
この3ヶ月、多々喧嘩を繰り返してきたものの、なんだかんだ仲良くやってると思います。付き合い始めは適当というか、流れというか、そんなに猛烈に「好き！」と恋愛して始まった訳ではなかったけれど、今は毎日、少しずつ少しづつ愛情が深まってるなと感じてます。毎日好きって言うようにしてるからかもしれない。言葉の力すごい。
それで、掲題の件ですけれどもその同棲している彼氏に口臭がすると言われ続けた事がきっかけです。具体的には2週間程前から、「なんか...中年女性特有のにおいがする...」「今までしなかった...」とか言い始めて、何度も何度も「はぁーーーーーっ」って確認で息を吐いてきたんですけど、その度に「くせぇぇぇぇぇぇぇぇ」「でも癖になるぅぅぅぅぅぅ」ってバカップルみたいなことをやり合ってたんですけどね。
あちらは「そのくさいのがいいんじゃ～ん」とか言いつつ本当に臭そうなリアクションするし、においに敏感な私としては、周囲の人にスメハラする訳にもいかないしで（このご時世で、マスクがあってほんと良かった...いや気付かないうちにスメハラしてたかもしれないと思うと心苦しい）、段々と気になってきました。
とはいえ私は歯科ケアに対する意識も比較的高い方で（定期健診を受けたり、フロス・小さいブラシ・大きいブラシを使い分けたり、10分以上磨いたり。歯医者ではちゃんと磨けていると太鼓判を押されている）、歯周病ではない。
食事でも1口30回以上の咀嚼は当たり前で、唾液の量も正常だと思う。
「におい玉」はこれまで出たことがないし、鏡で確認できる範囲では見えない。*1
タバコは吸わないし、酒も飲まないし、鼻呼吸だし、、ちょっと原因が分からない。
ネットで「口臭 原因」とか「口臭 女性 原因」とか色々検索して、お茶類を水に変えたり（カフェインは口が乾く）、唾液を増やすために唾液体操（？舌をぐるぐる動かすやつ）をしたり、できることをやってみたけど相変わらず「（彼いわく）中年女性のにおい」は消えない。
もうめんどくせーとなって、「口臭外来 東京」とかで検索しまして、かなり情報量が多く実績もありそうなこちらのクリニックに行ってきました。
（保険診療というところも大きなポイント。自由診療のクリニックだとウン万～ウン十万円とかするんですよ...。）
慶友銀座クリニック
https://www.ginzaclinic.com/s-mouse/
結果、「（彼いわく）中年女性のにおい」が無事消えました！！！医療すごい！！！
結論から書くと、「（彼いわく）中年女性のにおい」というのはにおい玉のカスみたいなのが原因だったようです。
以下、クリニックでやったことなどざっくりと書きます。
○口臭外来専用の問診票を記入
○唾液量検査（舌に印鑑みたいなやつ*2を押し当てる）←特に言及無かったのでおそらく問題なし。
○口臭検査（器具口にくわえて1分程）←歯周病とか硫黄？食べカスのにおいの数値をみてるらしい。こちら問題なし。
○顔のレントゲン撮影（2枚）←蓄膿をみるため。なんと、右側だけ蓄膿がありました...！花粉症のせいだろうか...。花粉シーズン以外は鼻炎的な症状が全くなく、これまで一度も疑ったことがなかったのですが、レントゲンではっきりと白モヤが見えました。
○涙量検査（目薬さしてメモリみたいなシールを下まぶた？に挟んで5分目つぶる）←問診票で「口が乾きやすい」にチェック入れたら追加でされた。唾液の量と相関関係があるらしい？？涙の量（＝唾液量？）も問題なし。
○先生とお話 ←私の会社名をみて「医療系のお仕事ですか？」と聞かれて話をしたことがインパクト強くて他のことあまり覚えてない。後は、女性はホルモンバランスの変化で歯茎が腫れ、歯周病ぽくなることがあり、例えば性同一性障害の方が男性ホルモンを服用するようになると口臭が消える、ということがあるみたいな話の流れで、「だから女子中学生が一番くさいですよ」と言っていたことも印象が強い。
○鼻腔の検査？？内視鏡？？（綿棒、細いステンレスの棒、細いカメラ？を順番に鼻の奥まで突っ込まれ、喉まで到達させてみていた？？）←ここはサクサク進み過ぎてよく分からなかった
○膿栓（におい玉）除去処置（自分で舌を抑える器具を持って、口を大きく開けて、先生が強い空気が出る器具とピンセットでワシャワシャやる）←ネットでそういう処置がある、ということは知っていたけど、具体的にどうやるのか分かっておらず、先生も何の説明もなしにいきなりやるからちょっと苦しかった。ギリギリまで我慢したけどゲホゲホなってしまった。目で見えるにおい玉は無いと思ってたんだけど、カスが多少ありますね～と言ってサクサク取ってくれた。においかがせてもらったけど、微量で、まぁ確かに、このにおいかな...？という感じのものではあった。これは数百円だから、月1回位除去しに来たらいいですよ、とのことだった。
○看護師さんから生活習慣アドバイス（歯を磨くタイミングとか唾液の量が減る食べ物とか、唾液の量増やす方法（ガム法）とかを教えてくれる）←既に実施済だったり、ネットの事前情報である程度分かっていた。
ふー書き殴ったけど以上です。
自分の実感はあまり無かったのですが、そういえば何となく喉の辺りに感じていた何となく変なにおいの雰囲気（うまく言えない）は消えていて、帰宅後彼に「はぁーーーーーっ」したら「においなくなってる！」「つまんねぇぇぇぇぇぇ」とお墨付きをいただいたので、どうやら私の口臭は無事改善したようです。
蓄膿が原因となることもあるみたいだけど、今回私の場合はにおい玉（カス）が直接的な原因だった模様。また月1回くらいでにおい玉の除去だけしにいく予定。
蓄膿治ったらもしかして花粉症も少しは楽になったりするのだろうか...と怪我の功名的な発見もあり、一晩寝て起きた後も口臭はないままで、（彼氏は残念がっているものの）、とても良い体験でした^^
身体やメンタルやら組織やら、何らかの不調の原因を特定（そして改善・解消）していくプロセスが個人的にめちゃめちゃ好き、というのもあるのですが。
人によっては隠れた病気が見つかったりすることもあるみたいで、少しでも気になっている人いたら是非受診されてみては、という話でした。
