ぶら下がり人材を切る

随分前にポチったこの本をようやく読みました。

自分の気になったとこをまとめ。

・むやみに働きやすさを整えるとぶら下がり人材が増えるリスクもあるから気をつけて

・「従業員満足度低い×定着率高い」の「ぶら下がり系組織」が一番やばい

・人材流出に対する施策はWho・What・Howを考えてやれ

 

いや前職「ぶら下がり系組織」まんまやんwwwとか言わないでおこう...。ぶら下がった結果今があるし...。

従業員をセグメントして優先順位をつけ、誰のための施策を打つのか決めることが大事、というのはほんとその通りなんだけど、今従事しているスーパー労働集約型産業では人が存在しているだけマシ、みたいな現実もあって、ついついぶら下がり人材をスルーしてしまっていた。福祉業界あるある。だって人1人減るだけで受け入れられる利用者数変わるし、場合によっては配置基準満たさないってことで減算になることもあるし。目先の利益だけを追いかけていた訳ではないけど、なんとかなだめすかしながら耐えて、いずれ人材確保できたら退職勧告しようと考えていた。犯罪行為や遅刻欠勤があった訳でも、利用者からクレームがあった訳でもなく、あくまで職員間の問題だったので。

でもその人の存在が故に会社に貢献している優秀な人材の離職につながるなら、いっとき事業が縮小してでも切らざるをえないよな、、としみじみ実感しているところ。こちらも腹、括らないと。

しかし、当方人材業界が長かったので人材の採用、定着にはそれなりの考えや見識があるわけだけど、福祉業界の採用はまじでむずかしい!!笑

事業を継続させるためにも魅力的な組織にしていかないといけない。難しいなー。