そろそろ始めて3週間くらいになる断糖肉食(ケトプロ食)。途中感染症に苦しみ中断したものの、、なんと既に甘いものは食べたくないという状態までやってきました。我ながら住めば都。←ちょっとニュアンス違う
もともと減量・脱砂糖中毒目的で始めた断糖肉食。
今のところの感想・効果については先日書いた通りですが、
なんと新たに思わぬ嬉しい効果がありました。
実はわたし多分「てんかん」でして。多分なんですけどね。正式に診断されてないのだけど。発症したのは小学校3年か4年の頃、50m走のタイム取りの時、ゴール間近で手と足が思うように動かなくなった事だったと記憶している。
それ以来、急に動こうとしたりすると動けなかったり、走っている途中で急に手と足が動かなくなって、そのまま勝手に変な動きをするようになってしまって。それが成長につれてひどくなって、中学の頃は喋ることもままならくなったりして、これはなんなんだ一体と思って保健の先生に相談したら「てんかんかもしれないね。心療内科?神経内科(はっきり覚えてない)に行ったら?」と言われて行ってみたら、医師から「てんかんかもね、病院の脳神経外科で検査受けてください」というようなことを言われた。家庭の医学のてんかんのところを読んだら、まさにそのまんまという症状が書かれていたのできっとそうなんだろうなと思ってました。(webで探してみたけどその時と同じ表現のものがないので引用できず…)
なおその前後でおかんに「わたしてんかんかも」とか言ったら「何言ってるの!そんなわけないでしょ!」とかってなぜか怒られたので、この人には理解してもらえないらしいのでもう何も話さんとこと思った記憶はある。
その後中学か高校の頃に脳波検査を行ったのだけど、1度異常なしと言われて、そりゃ症状出てない時に脳波とっても異常でないだろ(どうなんだろうでるのでしょうか)、とか思ってその後めんどくさくなって行かなくなってしまった。
てんかん(の可能性がある)といっても、わたしは発作中に意識がある単純部分発作なので、なんとかごまかしてきてて、治療はしてないけど何も言わなければ気づかれないし、運動部にも入ってたし、仕事も普通にしている。ついでに運転免許も持ってる。ついでにゴールド。
だけど体調が悪かったり、曇りの日とかはすごく「なりやすい」日で、それが自分でもわかって、そんな時は仕事中、自分から電話をかけていても発作が出て、一時的に喋れなくなったりする。そんな時は電話が遠かったふりをしてごまかすのだけど(相手から「もしもし?もしもーし?」って言われてるのを聞きながら、喋れないのは本当にもどかしいけどね)。ちなみに快晴の日はなりにくい。なので自分の体調で明日の天気がわかったりする。
そんなこんなでもう当たり前のこととして気にしてなかったてんかん(もどき?)の症状ですが、そういえばここ最近は非常に「なりにくい」ということに気づいたのです。
で、脂肪(コレステロール?)は脳にとって必要だとかそんな記事を読んでいて、
そういえば、てんかんにケトン食がいいみたいな話があったような、、てことを思い出した次第で、調べてみたらやっぱりそうだった。
日本ではあまり普及していませんが欧米や韓国では難治性てんかんの治療法の一つとして確立しています。
脂肪中心の脂っぽい食事で、体内に抗てんかん作用を持つケトン体という物質を作り出す食事療法です。
抗てんかん剤やACTH(ホルモン療法)で発作が抑えられない難治性てんかんに対する治療法の一つとして知られています。
ケトン症、または、血中のケトン体が増加した生理的な状況は、ふつう絶食の状態の人々に起こります。非常に高脂肪の食事によっても絶食と同様な状態を引き起こすことができます。すなわちケトン食です。ケトン症のてんかん発作への好ましい効果は、すでに19世紀に観察されており、この作用をてんかんの治療に利用しようとする系統的な努力は、現在の種々の抗てんかん薬が開発され、利用可能となる以前の、1920年代にまでさかのぼります。
自分の場合、あくまでも感覚的なもので、本当に定性的な話で大変恐縮なのですけど。数値とってないのですよ、副産物すぎて。
原理自体もまだあまり解明されていないみたいだし(ケトン体が抗てんかんなのか?ケトン体云々よりも、糖質を摂らず、脂質をたくさんとることがいいのではないかと思ったり。)、子供に徹底するのは難しいかもですね。
でもとりあえず、30歳女・部分発作もちが体感した感じでは、発作が起きにくくなっている実感は確かにあって、これはちょっと試してみる価値はあるんじゃないかなと思います。純粋に健康に良いと思うし、やってみるだけならあまりデメリットはみつからないような。正しくやらないと、めまいとかくるのでそこは気を付けて。
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