Twitterでも発言したのですが、若返りましたねと言われました。
久しぶりに前髪作ってしまったばっかりに「若返りましたね!」て善意で言ってくれたジムのお姉さん(推定年齢22~25)に少し複雑な感情を抱いてしまった29才のわたし。
— tenbin-girl (@tenbingirl) 2014, 5月 8
見た目も感情も24才前後からそんなに変わってないと思ってたわたしに、こんな感情を抱く時がくるなんて。
— tenbin-girl (@tenbingirl) 2014, 5月 8
会社でも若返ったとかかわいいとか社交辞令たくさん言われたけど(てんびんガールは見た目偏差値中の下だと指摘されてますし、自覚もしてます)、別に何とも思わなかったのです。それは多分、会社の人たちは年上の人が多いからってのもあるし、皆わたしのやや局キャラ(お局まではいってない)をわかって言ってるし、なんていうか、想像に難くない反応だったわけで。
でもジムのお姉さん(むしろ姉ちゃんと呼ぶよ)なんて出会ってまだ2か月ちょっとで、しかもたまに会うくらいで簡単な世間話しかしない程度の、まぁいわば「初見」に近い人なわけで、姉ちゃんの眼は「世間一般の眼」ととらえてもいいわけで、そんな人からの素直なひとこと。
若返りましたね!(笑顔 注:決して(笑)とかwとかではない)
えっ いやまだ全然若いんですけど...ね...?
いや、相対的にってことですよ!という突っ込みは不要で、そもそも「若い若くない」って尺度が出てくることがアレなわけですよね。
で、言われて初めて、わたし、世間の先達であるお姉さま方の気持ちを少し理解できたのではないかと思ったわけです。ここまで書いたことなんて、先達はすでに経験済みっていうか、当然でしょ的な、通過儀礼的な、みそぎ的な内容なんでしょうねきっと。(違ったらごめんなさい想像です)むしろまだ(ぎりぎり)20代の小娘がなに言っちゃってんの甘いわこれからもっと大変だわ的な話かもしれませんけど。
というかそもそも論ですが、わたしは(心から、強がりでなく)結婚する気も子供作る気もないし、40歳前に死ぬと思ってるから将来の不安もないし、アラサーがどうとか、独身がどうとかっていう世間一般の女性達が気にしているような尺度に関して、ほとんどそんなに深刻さを認識してなかったのだけど、ちょっと今回、年齢の壁だけは立ちはだかってきたなと。
そしてそして、改めて、「人の立場にたって考える」ことの難しさを実感したんです。これわたしの一応モットーなわけですけど。
いじめられる人の気持ちはいじめられた人にしかわからないわけで、もちろん想像はできるけど(注:知能が低い人は想像ができないので、いじめをするのです)、限界はあるんだよと。転んだ人の痛みは転んだ人にしかわからないわけで、もちろん想像はできるけど、限界はあるんだよと。 子育ての辛さや楽しさは、子育てした人にしかわからないわけで、(以下同)。年齢を重ねることの辛さや楽しさは、(以下同)。
なんていうか「親の心子知らず」ってまさに。自分が親になってみないと、いくら想像したって、親の心はほんとのところで理解はできないんだろなと。(一生理解できないねこのままだと)
だから、まず自分は、自分と違う人間の気持ちや立場を100%理解すんのは無理だという前提を、忘れないことを気を付けようと思った。そこを忘れなかったら、大体の怒りは収まったり、優しい気持ちが出てきたりするんじゃないかな。
そしてだけどそんな中でも、できる限りの想像力働かせて、相手の立場にたって、物事を広い視点でみれるように、より一層の努力をしていこうと決意した29歳7か月。
追伸:「わけで」多いですね、反省。
追伸2:友達の姉上が、早く30歳になりたいって言ってて、30歳迎えるの楽しみにしてたみたいなんだけど、誕生日前日の残り3時間くらいから一気にずーーーーーんてなってたって先日聞いて、笑い話だけど笑い話じゃねえ、と思った。
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